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貴方の涙は俺が拭くから ON

第42章 貴方の為に出来る事を6 ニノ



俺の愛を十分感じながらも
疑いを捨てきれないでいる大野さんを、
優しく抱き寄せて 髪を撫でて 説得し
何とか潔白の証明をするつもりで来たのに

大野さんの「分かってるよ」で
既に用件は終わっちゃったじゃん

えーと・・・てことは
俺はもう 帰らないといけないのかな・・・

まだここに来てから3分と経ってない
ウルトラマンだってまだ帰らなくていい時間なのに




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