無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

小さなサイドテーブルに置いた紙の箱
その説明を何度も読んだり
ジェルの入ったチューブを手に持ち
パチンパチンと　蓋を開けたり閉めたり


ニノと話してる時は　まだそんなでも無かったのに
寝室で一人になった途端　緊張がハンパ無くなった

何とか気を紛らわせようとしても
ドキドキ暴れまわる心臓は　
今にも口から飛び出しそうだし
喉が渇いて息苦しい

こんなんで　俺、出来るの？
いざと言う時に心臓発作起こして
何もしないうちに腹上死とか　絶対やだよ？