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貴方の涙は俺が拭くから ON

第6章 スケッチブックに隠された秘密6 智



「大野さん・・・」

ごくっ・・・

「それ・・・」

じりっ・・・

「俺・・・」

ダーーーーーッシュ!


「えっ?あ!ちょっと!!待っ・・・」


一目散とはこのことだな
追いすがるニノの声を無視して 俺は走りに走った


多分 人生において ベストタイムを
叩き出した瞬間だっただろう


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