
貴方の涙は俺が拭くから ON
第57章 泣いてもいいよ1 智
そんな事を話すうちに
車は 俺のマンションの敷地内パーキングで停まった
「ありがと」
「どういたしまして」
「ニノ、今度オフが重なったら 一日中部屋に籠ろう。
俺、色々調べて 研究しておくから」
「・・・・・・」
「その時には ニノの事 喰っていい?」
「・・・うん・・・俺、不味くないといいな・・・」
「ふふ・・・ニノはとびきりのご馳走だよ。
美味いに決まってる」
「・・・・・・///」
赤い顔して黙り込むニノが可愛くてたまらない
本気で抱きたい、って思った
だけど 今日のところは我慢だ
今度こそ、俺 本気でニノの事 抱くから
俺のありったけの優しさを込めて ニノの事抱くから
