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貴方の涙は俺が拭くから ON

第60章 泣いてもいいよ4 ニノ


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でも、さすがに 俺の愛車は俺の気持ちの
代弁者と言うべきか

思ったよりもすいすいと道路を走ってくれ、
25時を少し過ぎたところで
大野さんの住むマンションに到着する事が出来た

免許を持ってない大野さんだけど
駐車場一台分は確保してあって
車でここに来た時には使っていいよと言われてるから
今日もそこに停めさせてもらう


運転してる最中からもうドキドキだった俺の心臓は
今や16ビートを刻んでて
俺このまま倒れるんじゃねぇの?って
心配になるほどだ



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