
貴方の涙は俺が拭くから ON
第63章 泣いてもいいよ7 智
何度か探りながら動くと
「あぁっ・・」
ニノの声が裏返って 中がきゅっと狭くなった
「うゎ・・ココ?」
「んぅっ、ソコ・・・あっ、」
「ハァ・・・ココかぁ・・」
「あっ、ちょ、ヤバいって」
「へへ・・・よかった」
「あ、やっ、・・まっ、・・」
俺だって全然余裕があるわけじゃない
てゆーか、寧ろ全くないんだけど
それでも 左手の甲で口を押えながら
右手で俺の腕を掴むニノが可愛くて、愛しくて
「もうダメ!」ってなるまでの僅かな時間
夢中になってニノを愛した
