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言ノ花の森

第2章 あなたがいてくれたこと

あなたがいてくれて幸せだった



交わした言葉

一緒に過ごしたおだやかで優しい時間


あなたの笑顔に救われた


いつか終わりはくることを知っていたはずなのに


人の命は儚い


どうしてもっと、優しくなれなかったんだろう


どうしてもっと、言葉を交わさなかったんだろう


そう気づいたときにはあなたはもういない



もう二度と戻れない、戻らないことをわかっていたはずなのに


幸せな記憶に凍てついた心


何度呼んでもあなたとの日々にはかえれない



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