雪に咲く花
第13章 結ばれた絆
「雪斗、実はなとっておきのニュースがあるんだ」
泊まり掛けで亘の家に来ていた雪斗に、亘はニヤニヤしながら言った。
「どうしたの?嬉しそうだね」
「実はな、俺、正式に教師になることが決まったんだ」
「えぇぇっ!本当に!」
驚く雪斗に亘が続ける。
「ああ、たまたま産休に入る先生がいてね。臨時として出来ることになったんだよ」
「念願叶ったりだな。よし、お祝いに今日は腕をふるうぞ」
雪斗がガッツポ―ズをする。
「それは頼もしいな。それで、どこの学校だと思う。なんと〇〇高校なんだ。」
「えぇぇぇっ!うちの高校に?」
「そういうことで来月からよろしくな」
「すごい巡り合わせだな。よしバイト代も出たし奮発するよ」
教員の空きがなく、塾の講師をしていた亘が臨時とはいえ教職につけることになった。
亘と一緒の学校にまた通える。
雪斗の心が弾み、お祝いとして、すき焼きの準備を始めた。
泊まり掛けで亘の家に来ていた雪斗に、亘はニヤニヤしながら言った。
「どうしたの?嬉しそうだね」
「実はな、俺、正式に教師になることが決まったんだ」
「えぇぇっ!本当に!」
驚く雪斗に亘が続ける。
「ああ、たまたま産休に入る先生がいてね。臨時として出来ることになったんだよ」
「念願叶ったりだな。よし、お祝いに今日は腕をふるうぞ」
雪斗がガッツポ―ズをする。
「それは頼もしいな。それで、どこの学校だと思う。なんと〇〇高校なんだ。」
「えぇぇぇっ!うちの高校に?」
「そういうことで来月からよろしくな」
「すごい巡り合わせだな。よしバイト代も出たし奮発するよ」
教員の空きがなく、塾の講師をしていた亘が臨時とはいえ教職につけることになった。
亘と一緒の学校にまた通える。
雪斗の心が弾み、お祝いとして、すき焼きの準備を始めた。