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雪に咲く花

第43章 あとがき

『雪に咲く花』本編はここで完結となります。
投稿初期の頃は、雪斗と亘が結ばれた第一章だけで完結する予定でした。
でも、これで終わりにするのは、つまらないと感じたことと、もっとたくさんの方々に読んで頂きたいという欲が出たこともあり、ここまで長々と更新することになったのです。
お陰で、物語が三年の時を過ぎてしまい展開が早くなってしまいました。
まさか、自分でも、こんな長い時間の物語になってしまうとは思わなかったです。
また、他の方の作品を読ませて頂いたとき、主人公と相手の男性が紆余曲折をへて結ばれる作品が多いということに気がついたのです。
雪斗と亘は、割りとトントン拍子で結ばれた形なので、二人の間に山あり谷ありの描写を入れたいと思い、二章目以降の作品が生まれました。
主人公の雪斗は他の作者様のキャラのように、内気で自分を抑えてしまう性格と違い、自分に正直で人間味のあるキャラで、また、亘は俺様タイプではなく、物静かで、どこか影のあるツンデレタイプにしました。
辛い日々を送りながらも、素直で飾らない雪斗と、過去の辛い出来事により、頑な心を持っているが、雪斗を大切に思う亘との絡み合いは、書いていて楽しかったです。
しおりをはさんでいただいた方、拍手をいただいた方、最後まで読んでいただき有り難うございました。

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