テキストサイズ

雪に咲く花

第46章 虹の橋が架かるまで

オリンピックと同じ年に生まれたあの日

幸せは、突然儚く砕け散った

深い悲しみで溢れた涙は、憎しみとともに凍りつき、その大きな氷は心の倉庫にしまいこんだ

君はその小さな真っ白な手で、凍りついた悲しみを溶かしてくれたね

涙の雨は流されて、いつの間にか綺麗な虹が架かっていたんだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ