無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

サンタの格好をした亘が観客である子供たちのところまで歩き、リボンのついたプレゼントを渡しはじめた。
子供たちは歓声をあげ受けとっていく。
「お姫様早く助けてね。サンタ」
「悪魔をやっつけちまえ」
子供たちの声援で全員のプレゼントが配り終えナレーションが始まった。

さてプレゼントを配り終えたサンタは、白い大きな袋が光っていることに気がつきました。
不思議に思い袋の中を覗くと、なんとキラキラと輝く石が入っているではありませんか。
サンタはまじない師の言葉を思い出しました。

この中の箱を配り終えたあと、愛の結晶が出来上がることでしょう。
それを黒い国の悪魔に投げつけなさい。
悪魔はきっと溶けてしまうでしょう。
サンタは悪魔の塔に向かいました。
サンタの命を奪おうと悪魔はサンタに次々と攻撃を仕掛けます。
しかし、サンタは傷だらけになりながらも、やっとの思いで悪魔に愛の結晶を投げつけました。

「うぎゃあぁぁぁ！」
悲鳴をあげながら悪魔は溶けてなくなってしまいました。