雪に咲く花
第9章 悲劇ふたたび
上着を脱がされ、ズボンのベルトが外されて、衣類がむしりとられていく。
一度終わった地獄が再開してしまったのだ。
「やめろぉ!嫌だぁ!助けてぇ!」
抵抗も虚しく、靴下だけを残し、全裸にされてしまった。
「それにしても相変わらず女みたいに真っ白な体だよな」
男子たちが舐めるように背中や尻や太ももに触れた。
厭らしく触られる気持ち悪さと、これから襲う恐怖感に涙が溢れる。
「久しぶりに気持ちよくさせろよな」
また酷い苦痛を味あわされて、しゃぶらされるのだろうか。
不安に押しつぶされそうになる雪斗の背中に何かがなぞった。
「肉便器らしく演出しないとな」
背中や尻に落書きがされたのだ。
シャッター音が聞こえ撮影までされているのがわかる。
「ほらよ。よく撮れているだろ?」
落書きをされた惨めなフォト画を目の前にちらつかせられた。
背中には淫乱女男、尻には肉便器と書かれている。
悔しさのあまり、スマートフォンに向かって唾を投げかけ、首を押さえつけている腕に思いきり噛みついた。
一度終わった地獄が再開してしまったのだ。
「やめろぉ!嫌だぁ!助けてぇ!」
抵抗も虚しく、靴下だけを残し、全裸にされてしまった。
「それにしても相変わらず女みたいに真っ白な体だよな」
男子たちが舐めるように背中や尻や太ももに触れた。
厭らしく触られる気持ち悪さと、これから襲う恐怖感に涙が溢れる。
「久しぶりに気持ちよくさせろよな」
また酷い苦痛を味あわされて、しゃぶらされるのだろうか。
不安に押しつぶされそうになる雪斗の背中に何かがなぞった。
「肉便器らしく演出しないとな」
背中や尻に落書きがされたのだ。
シャッター音が聞こえ撮影までされているのがわかる。
「ほらよ。よく撮れているだろ?」
落書きをされた惨めなフォト画を目の前にちらつかせられた。
背中には淫乱女男、尻には肉便器と書かれている。
悔しさのあまり、スマートフォンに向かって唾を投げかけ、首を押さえつけている腕に思いきり噛みついた。