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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第1章 伯爵様は…


「あ…あの…ピノ彦君…この方は?」


見かねた私がピノ彦君の袖をクイッと引き注意をこちらに向けさせた


「///あっ!すみません、こちら――――…ここの屋敷の主人様で

西川 冬輝アレキサンダー様です」




――――へ?


えええええええええええ――――!



「ア…アレキサンダー…様?え?ええ!?

オジさんじゃない!太ってない!悪役の顔してない!葉巻吸ってない!」



「ご主人様は、タバコ派です!」


「ハハハハ!なんて威勢のいいお嬢さんだ――――…タイプ過ぎて…空イキしそう!」



「やん!空イキだなんて――――…ご主人様ったら、射精管理でもされちゃったんですか?!」



「あ…あの――――…本当に
“西川 冬輝 アレキサンダー”様?…え?何歳ですか?」



私がここに来るまでに知らされた、少ない情報には

西川冬輝アレキサンダーは、何十年もここの土地に住み…

警視庁の監視下のもとにある人物――――…と、だけ…


“何十年”と、あるだけに…すでにオッサンかおじいさんを想像していたが――――…


くそ――――!若いときから札付きの悪だったのか!?



「ん~…推定だけど…526歳かな?」



「…ん?は?526歳?――――ん?」


「ご主人様はここの土地に住み、だいたい526年立ちます…年齢はもっといっているとは思いますが真面目に数え出したのがそのくらいだとか!」


ピノ彦君がニコニコと笑顔で補足してくれる――――が、いやいや!



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