ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第11章 伯爵と花嫁
別に…ちゃんと謝ってくれれば私的にはもういいのだが…
「――――もう、勝手に一人で決めないでくださいね…
もう…///夫婦…なんですから…」
悔しいが…私はアレキサンダーと夫婦になることが…嫌では無かった…
ただ…認めるのが――――…怖かったような…
「///えっ…えええ!すみれ!?すみれ――――!?す…びれ…」
「えええ――――…ちょっと///アレク!!」
私が“夫婦なんですから”と、言って数秒間固まっていたアレキサンダーがいきなりテラスの床に倒れ――――…泣き出した!?
「あ~すみれ様、ご主人様泣かせた~!」
「ええ!?何で泣くの?!」
「///だって!だって~すみれが~///じゅみれが~!!」
アレキサンダーは声を上げて泣いている…
何か――――ちょっと引きました…
基本イケメンなのに、鼻水、ヨダレをこれでもかっと出しながら泣く大の大人…いや、吸血鬼…
まいったなぁ…