
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第2章 伯爵と迷子の子犬
「///キャー!ピノ彦君??!見ないで――――!」
私は必死に万歳状態の腕を胸を隠すように胸元に下ろした――――…ら…
肘が思いっきりアレキサンダーの後頭部に直撃!
「///ふんぬ!!」
「///ア!アレク――――!?」
「ご主人様!?」
アレキサンダーは私の肘アタックがヒットし――――…「ふんぬ!!」と、悲鳴なのか…雄叫びなのか分からない叫びと共に…ベットに突っ伏してしまった…
「///ご主人様!死にましたか!?」
「えっ!アレク――――死んだの?」
「泡吹いて…白目ですけど――――…
息はしてます…?…大丈夫です!」
ほ…本当に?!
ピノ彦君は、やれやれと言った顔でソッとレースのカーテンを窓に引いた…
「カーテン…しなくて大丈夫?アレク――――灰にならないの?」
ピノ彦君は、頬笑み「直接じゃないし、短時間なら大丈夫ですよ」と、私をベットから救いだし…アレキサンダーに布団をかけた
