
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第3章 伯爵と通り魔
「アレク!?私に黙って出かけてましたか!?」
勢いよくアレキサンダーを見ると“しまった!”って顔をしてすぐに背を向けた!
「あ――――…有森様には内緒でございましたね…申し訳ございません」
「白本って…そう言うところあるよね~…」
アレキサンダーは、白本さんを呆れ顔で見ると大きくため息をついた…
「ご…ごめんね?ほら、すみれを連れて来ると…サプライズ感無くなるし…夜中に来たりするからさ…寝てる時間帯だしね」
「そう言う問題じゃありません!ネット廃人ってのは嘘ですか!」
私はアレキサンダーに詰めより問いただす
「いえ、ネット廃人なのは間違いございませんよ!ご主人様は夜な夜な有森様の寝顔写真や着替え写真を眺めては――――…体の毒素を排出しておりますから!」
――――…なに!?
寝顔?!着替え!?
私は腕で体を隠すようにしアレキサンダーから逃げる!
「///着替えって!!また――――…!?盗撮!犯罪ですよ!!」
「違う!違うってば!前の、ほら、あの時の――――…」
「どの時のだよ!!変態!」
