
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第3章 伯爵と通り魔
店の中でワーワーやっていると…奥から綺麗な店員さんが出てきた――――…
「賑やかだと思ったら…西川様じゃ無いですか…
こんな時間帯に珍しい――――…どうされましたか?」
店員はアレキサンダーと私たちを見て驚きながらもニコッと微笑んだ
「おう、店主よ騒がしくして申し訳ない――――…今日はすみれを連れてきた」
綺麗な店員さんはここの店の店主らしく目をパチクリさせなから私を凝視している…
「…うるさくして…すみません、他のかたのご迷惑でしたか?」
私は視線に深々と頭を下げた――――…と、店主は側に来てジロジロと私を観察し始めた!
「な…なにこのドレス!超――――…いい!ピノ彦君の手作りよね?うそ!型紙取らせて!?」
