テキストサイズ

チョコレート2

第4章 罪悪感






彩side






涼くん遅いなぁ…






後ろに人の気配を感じた



涼くんだ

と思い振り返った









「…陸」







「涼から聞いた。俺が美姫を抱きしめたとこ見たのも、キスしたのを見たことも…」


涼くんの
電話の相手は陸だったんだ





「なんで抱きしめたの?」






「それは…」


私は陸から理由を聞いた





泣いてたから抱きしめたの?

って聞きたいけど聞けない





私だって陸のことを
もうとやかく言えない




涼くんとキス…してしまったから




ストーリーメニュー

TOPTOPへ