テキストサイズ

チョコレート2

第7章 修学旅行




私は服に着替え終わり
脱衣場を出た


陸は私のベッドに寝ころび
テレビを見ている





「暑い…」



風に当たりたくなり
窓を開けた



ヒンヤリとした風が
私の頬をなでる





「あ、星綺麗…」






「彩星好きだな」





いつの間にか私の後ろにいた
陸が言った





「うん。あ、オリオン座」




「どれ?」




「あそこのリボンみたいな形したやつ」




オリオン座の方を指差した




ストーリーメニュー

TOPTOPへ