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チョコレート2

第7章 修学旅行



集合の時間になり
飛行機に乗り込んだ




座席はチケットを
受け取った順だったから
陸が横になった

前は優衣と祐樹くん








あの後優衣には
適当な感じでごまかした






飛行機がゆっくりと離陸する







ゴゴゴゴ





窓際にいる私は
どんどん離れてく
地上を眺めていた






「彩」






「ん?」






「りょ…と…どん……た」






「え?」




声小さすぎて
聞こえないんだけど。






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