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チョコレート2

第8章 チョコレート


私は陸の言う通り目を瞑った






「じゃあ手出して」






「あ、うん」






私は右の手のひらを
上に向けてだした





すると手に
カサカサと音がする
軽いものが何個か置かれた






「目開けて」




ゆっくり目を開ける






「あ…これ」




手のひらを見ると
2人が初めて会ったとき
陸が私にくれた
チョコレートが5個
置かれていた





「ホワイトデーのお返し」


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