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チョコレート2

第1章 ライバル?



あれから時は過ぎ。






3学期の始業式の帰り道







陸と歩いて帰っていた







「寒いー」


七瀬彩(ナナセアヤ)



話す度に口から白い息が出る







私は陸の手を握った






「彩手ー冷た」



西宮陸斗(ニシミヤリクト)





「冷え性だもん」




そう言った瞬間
陸の唇が私に触れた






「!」





ここ道なんだけど!


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