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チョコレート2

第4章 罪悪感


無視しても音楽は鳴り続ける





しばらくして
ようやく音楽が鳴り止んだ。










無視してごめんね











それからどれぐらいいただろう





辺りは真っ暗になっていた






「彩姉…?」





後ろから声がして
振り返ると
案の定隼人だった



隼人は自転車にまたがり
前のかごには
クラブバックのエナメルが
入っていた


多分部活帰りだろう






「こんなとこで何してんの」




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