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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

俺の手掛けた短編映画が
とある映画コンクールで入賞した。


世間の認知度が低い映画コンクールだが
入賞したことには変わりない。


俺は決めていた。


入賞した暁には、長編映画を撮ると。


しかし、資金不足。


俺のような若輩者に
ついてくれるスポンサーは居ない。


大学時代の演劇部の友人に相談する。


『将来有望な映画監督さんなら
無償で集まるだろ。それに晴樹は
部長だったわけだし。で?理彩子には
声掛けるのか?』

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