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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

理彩子を使ってみたかったが……仕方ない。


タレントにギャラを払える余裕なんて……


「それほど高額じゃありませんけど」


理彩子は手で“5”を表した。


「一日五万か。それ、結構いいギャラだぞ」

「いいえ。入賞の御祝いを考慮させて頂き
五千円です」

「え?自分でギャラを決めれるのか?」

「はい。最近そうなりました」


個人事務所でも経営していない限り
タレント自身がギャラなんて
決められないだろ。


でも、これを逃す手はない。

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