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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

「嬉しいッ。一度でいいから悪女を
演じてみたかったんですッ」


理彩子にしては珍しいハイテンション。


「じゃ、嬉しいついでに台詞合わせでも
してみるか?」

「はいッ。ぁッ、それと、役の名前じゃなく
“理彩子”“晴樹”って呼び合いません?
その方が真実味があって、役に入り
やすいかな……と」

「いいよ。理彩子がやり易いなら」


俺は主人公の恋人役。


つまり、理彩子に寝盗られる。

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