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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第13章 私……女優よ?①

「“それは理彩子もだよ。僕も理彩子の
悲し気な表情は……もう見たくない”」

「“見たくないなんて……言わないで”」


ふぅ……何とか持ち堪えた。


「“これ以上は……もう……ごめん。
帰ってくれ……頼む”」

「“帰ってしまったら……もう二度と……
晴樹に会えなくなる……”」

「“仕方がないんだ。朋子との結婚は
親同士が決めたことだ”」

「“朋子なんかより私の方が
晴樹を好きだし、幸せに出来るのに……”」


いよいよ終盤。


もう一息。

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