テキストサイズ

Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第23章 探偵は対象者に怪しまれてはならない

俺が勤める探偵事務所は男所帯。


女性が必要な案件の時はその都度
所長がどこからか見繕ってくる。


そして俺と如月理彩子が組まされ
恋人を演じているというわけだ。


対象者の盗撮が始まり
基本俺らはやることがない。


ただ、何もしないのも怪しまれる。


俺に肩を抱かれている理彩子は
どこまでの行為を許してくれるのか。


どこまでのことをしたら拒まれるのか。


この三日間、理彩子とはほぼ口を利かずに
手を繋いだり、腕を組んだりして
公園内を練り歩くだけだっただけに
理彩子の真意的なものは何一つ分からない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ