テキストサイズ

Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第6章 リサの依頼をお受けします。

「桜木さん。こんばんは」

「こんばんは……って、その手は……」


リサちゃんの右手首には
包帯が巻かれていた。


「ちょっと転んでしまって……
でも大丈夫ですから、お気になさらずに」

「無理はしなくていいよ。
僕の腕は、ほら、この通り」


ギブスが取れた腕を、誇らしげに掲げた。


「ぁッ、おめでとうございます。
だから今夜で最後だったんですね」


【Women's Services】には予め
その旨を伝えていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ