さちこのブラック企業体験記
第1章 ブラックバイト
「えっ、なんでなんで?私、日にち間違えた?」
慌てて確認しますが、間違いなく給料日です。ただ、まだ朝の早い時間だった為、
きっと今から振り込まれるんだ。銀行窓口の営業時間が終わる午後3時まで待とう。
そう思ってそのまま大学で授業を受けることにしました。しかし、昼休みに再度記帳した時もまだ何もなく、銀行の窓口が閉まる午後3時を過ぎても、お給料が振り込まれることはありませんでした。
…さすがにおかしい。
そう思った私は、会社に電話して問合せることにしました。そこでとんでもないことを言われます。
「お給料は用意してあるんですけど、振込先の口座が分からなかったのでそのままになってます。銀行と口座番号を教えてくれたら明日の朝イチで振り込みます」
はぁあ~?私、最初の登録の時に、振込先口座もちゃんと書いたよ?何故それがわからなくなる?!
個人情報管理の杜撰さ。この時点でかなり怪しいのですが、普段、時給700円で働く学生バイトの身には魅力的な給料設定(日給9,000円ぐらいだったと記憶しています)だったので、この時点ではまだ「こんな会社、さっさと辞めてやる」という考えには至っていませんでした。せっかく見つけた給料の良いバイト先、手放したくはなかったのです。
慌てて確認しますが、間違いなく給料日です。ただ、まだ朝の早い時間だった為、
きっと今から振り込まれるんだ。銀行窓口の営業時間が終わる午後3時まで待とう。
そう思ってそのまま大学で授業を受けることにしました。しかし、昼休みに再度記帳した時もまだ何もなく、銀行の窓口が閉まる午後3時を過ぎても、お給料が振り込まれることはありませんでした。
…さすがにおかしい。
そう思った私は、会社に電話して問合せることにしました。そこでとんでもないことを言われます。
「お給料は用意してあるんですけど、振込先の口座が分からなかったのでそのままになってます。銀行と口座番号を教えてくれたら明日の朝イチで振り込みます」
はぁあ~?私、最初の登録の時に、振込先口座もちゃんと書いたよ?何故それがわからなくなる?!
個人情報管理の杜撰さ。この時点でかなり怪しいのですが、普段、時給700円で働く学生バイトの身には魅力的な給料設定(日給9,000円ぐらいだったと記憶しています)だったので、この時点ではまだ「こんな会社、さっさと辞めてやる」という考えには至っていませんでした。せっかく見つけた給料の良いバイト先、手放したくはなかったのです。