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歪んで、壊れてしまえばいい。【R18】

第2章 私の幼馴染


俯いている彼の表情は分からないが、その重苦しい雰囲気に飲まれてしまう。


「じゃ、いいんじゃん。二人でーー、ずっと二人でいよう?」

「……やちーー」

「はい!この話終わり!!」


私の言葉に合わせて手を叩く八千代は先程からは想像つかないほど、明るくいつもの柔らかな笑みを浮かべていた。


「……うん。」

「ほら、学校はやくいこ!」

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