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歪んで、壊れてしまえばいい。【R18】

第2章 私の幼馴染


「準備出来たよ!行こっ!」


私の腕を引っ張る八千代に続きながら家を出てそのまま往路についた。


「もう、そんな引っ張らないでよ〜」


この時の私は本当の八千代を何も知らないまま、ただ笑っていた。

可愛くて、大好きな幼馴染。

泣き虫で甘えたがりな八千代。

それを信じて疑わなかった───。




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