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遠くの恋人より近くの同僚

第8章 これは人助け

「おい。いつまで恨めしそうな目で
ポスター見てんだよ。そろそろだぞ」


どうやら私は披露宴前の挙式にも
出席するらしい。


「すみません。少しだけよろしいですか?」


黒いパンツスーツを
格好よく着こなしている女性に
声を掛けられた。


「少しでしたら」


橋本さんが即座に対応。


「ありがとうございます。当ホテルで
ブライダルコーディネーターをしております
坂田と申します」

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