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遠くの恋人より近くの同僚

第9章 見たくないものを見てしまったら?

「やっばッ!!お腹パンパンッ!!」

「よくそんなに食えたな。チビのくせに」

「胃袋は凌馬くんと同じくらいかも」

「俺よりデカイわ」


俺にしては、よく食ったほうだ。


特にローストビーフは絶品だった。


「ねぇねぇ、凌馬くん。運動がてら
ホテルの中を散策してみない?」

「そうだな。どうせ暇だし」


一華と一緒だったら……と
つい考えてしまう。

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