テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第14章 キスまでが遠い

「さーて、寝るか」

「そッ……そうですねッ。ぁッ……もッ……
もうッ……こんな時間ですしねッ」

「俺にコクられて動揺してるのか?」

「あったり前でしょーがッ!!」


どうしてコクった側の橋本さんが冷静で
コクられた側の私が慌てなきゃならんの?


「ふぅん。じゃ、おやすみー」


二部屋ある寝室のうちの
ダブルベッドルームへ
橋本さんは行ってしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ