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遠くの恋人より近くの同僚

第23章 人の不幸は蜜の味

「夢心地って…こういうことを言うんだな」

「一哉らしからぬ台詞なんだけど」

「俺はロマンチストなんだ。覚えておけ」

「はいはい」


好きな人とのセックスも好きだけど
もっと好きなのは…


「一華の肌…触り心地が良くて好きだな」

「とか言って、変なとこ触ろうと…んふぅ」


一度愛した身体を再び愛してくれる後戯。


「触るに決まってる」

「ぁあッ…ぁんッ…ぁふぅッ…」


愛されていると実感出来る。


私も…夢心地。

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