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遠くの恋人より近くの同僚

第1章 『好き』と言えずに……

凌馬は社内一のモテ男なのに
その自覚が本人には無く
それでいて硬派で近寄り難い存在。


そんな凌馬に対して
女子社員たちが出来ることといえば
せいぜい遠目で見つめるくらい。


その隙を狙ってコクった私は
見事凌馬のカノジョに君臨した。


嫉妬に狂った女子社員たちは
“私が先にコクっていれば”と
後悔の念を口にしていたけど
反論なんてしてしまったら
私まで同類に思われそうで
言わせたいだけ言わせてあげた。

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