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遠くの恋人より近くの同僚

第3章 『好き』と言えたのに……

「次の土日で帰るから」

『ぅん。待ってる』

「たまにはラブホじゃなくて
都内のいいホテルに泊まろうか」

『ぅん。楽しみ』

「予約入れておくか……痛ッ!!!」


後頭部に物凄い衝撃が走り
その拍子に手元からスマホが落ちる。


「凌馬くんッ!!私を癒してくれる
約束はッ!?どうしてトイレなんて
嘘言っちゃってんのよッ!!バカッ!!」


本田の野郎……

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