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遠くの恋人より近くの同僚

第37章 空気な女

『ぁあッ…ぁふぅッ…ぁふぅんッ…』


付き合っていた頃と変わらず
凌馬くんは私を愛してくれた。


時が戻ったと勘違いしてしまうほど。


もしかしたら今日までのことは
全て嘘だと思ってしまうほど。


『ぁあんッ…ぁあッ…凌馬くぅんッ…』

『未央…エッチな顔…よく見せて…』


凌馬くんに愛された時間は本物だった。


そう思いたい。


そう思わなきゃ、先に進めない。

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