テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第5章 見方を変えれば……

「邪魔するな」

「だって凌馬くん、落ち込んでるから」


ったく……誰のせいで……


「頼むからあっち行ってくれ。
俺と関わりを持つな」

「そう言われれも隣の席だしー。
それに凌馬くんとは友達だしー」

「あ、その友達ってやつ撤回な」

「つまりそれって……恋人に昇進……
やったぁぁッッ!!!」


なぜ、そーなるんだよッッッ!!!


しかし、ここは冷静に。


俺まで感情的になってしまったら
本田の思う壺だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ