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新着♡お誘いが1件あります!

第5章 ひとりでスル方法が、1件ありました!

「あ、こんなのがあったんだ」



プロフィール画面を下までスクロールすると、その一番下に“プレビュー”の文字が見えた。


アバターの容姿はもう既に画面に出ているわけだから、これがプレビューではないと思う。

て事は、多分だけど、もしかしたら…!




「よし、やってみなきゃ何も始まらないもんね。
………………………ひゃあっ」



迷わずプレビューをタップすると、思った通りケータイ画面からは眩い光が放たれた。

これは、ヴァーチャル世界へと入る時と同じだ!

だから、目を開けた次の瞬間には─────…






「───────────────ぁ…っ」



そこはもう、自分の部屋の中じゃなかった。

壁は白一色で、姿鏡一枚しか置かれていない殺風景な部屋の中に一人、あたしがいたのだ。

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