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第6章 会えなくなるなんて、ありえません!!

「なりきってプレイを楽しむ…かぁ」



自分で言ってみて、ひどく納得した。

うんうん、それがこのアプリの醍醐味だ。
とにかく、エッチを楽しまなきゃ!!




「よーし、こんな機会この先絶対ないんだから!
あたし、西村?君とシちゃうぞーっ///」



なんて気合いを入れながら、早速OKボタンをタップした。



「もしかしたら、本当に本人が紛れてる可能性だってあるもんね。
だとしたら…それはそれでヤバイーっ///」




眩い光に包まれて、あたしはどこか心にぽっかり穴を感じつつも、でも新しい出会いに心をウキウキさせていた。


ううん、無理矢理ウキウキさせようとしたのかな…。




だから、すっかり油断していた。







「……ふーん、ようやく来てくれたんだね」


「ぇ…………?」

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