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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!

「……………………………あれ…?」



ふとケータイから視線を外し、この夜中に出歩く人の影を見てハッとした。


コンビニだって24時間営業してるんだから、真夜中だって外に人がいても別におかしくはないんだけど。


ただ……



「………いや、まさか……」



しばらく会ってなくても、その背格好はまだ覚えている。

薄暗くてハッキリは見えなくても、シルエットでわかるの。



「でも、まるで…………」



だってずっと、早くまた会いたいって思っていたから。


会えなくなってしまって、どうしようってずっと思ってたから…っ




「……あれは、透さんっ!?」

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