無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

こわい…なんて思いつつも、まだ知らない世界を一目見てしまうと、すぐにクリアボタンは押せなかった。


もちろん、エッチなものに興味がないわけではないし、できる事なら……なんて思わなくもない。


ただリアルでは期待できないし、ネットを通じてだと変な請求やら何やらと、こわいイメージしかないからそれ以上進めないのだ。

ほら、そういうのって、すぐ登録とかあるじゃない？




「………このページなら、まだ大丈夫だよね。
せっかくだから、タイトルだけ見たら戻ろう…」



無料 無料と、逆に構えてしまいそうな文字を見送りながら、ぼんやりとリストアップされたアダルトコーナーをスライドして見る。



「ひゃぁ…//」




アダルト画像やら動画やら出会い系などが、一体いくつあるのかってくらい指をスライドさせていくうち、ふと、目を止めたものがあった。