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え?元アイドルのお従兄ちゃんがわたしのクリフェラ係ですか!?

第16章 濃厚な奉仕と、彼の欲望

「詩菜のクリ……僕の精液まみれになっちゃった。いやらしいね」
「それは夕謡が……」
「僕の精液、擦り込んであげるよ」

 夕謡がふたたび膝をつき、わたしのクリトリスを指で挟んだ。そしてそのまま、にゅるにゅると擦りあげられる。

「ひぁ、あっ、あ……っ」
「僕の精液、詩菜のえっちなクリにいっぱい沁み込ませて、もっとえっちにしてあげる」
「ゆ、た……っ」

 白濁を纏った指先で揉みこまれ、わたしは喘いだ。こんなの――いやらしすぎる。

「夕謡……、いやらし……っ、えっちだよぉ……っ」
「詩菜はえっちだからね。僕もえっちな詩菜を愛してる……」
「ゆうたぁ……っ」

 精液に催淫効果なんてない筈だ。それなのに夕謡のそれが沁み込んだわたしのクリトリスは、さらに貪欲に快楽を拾い上げる。

「夕謡、また……っ、いっちゃ、いっちゃうよぉ……っっ」
「イっちゃえ、詩菜。精液まみれのクリ扱かれて、イっちゃえ……っ」
「イく、イ、いあっ、いぁああああ―――――……ッ!!!!」

 わたしは喉をのけ反らせて快楽を味わった。
 達した後もぼうっとして頭が働かない。そんなわたしの秘部を夕謡がぬぐって、制服を整えてくれる。
 その時、チャイムの音が鳴った。

(これは……本鈴?)

 どうやら熱中しすぎて、予鈴を聞き逃していたようだ。同じく中庭でクリフェラ奉仕を受けていた依里子や、ほかの女子たちの姿もない。
 わたしは慌てて立ち上がった。

「夕謡、ありがと! 急がないと……」

 そんなわたしを夕謡が引き留め、背後から抱きしめられた。

「夕謡……?」
「詩菜」

 夕謡が耳元でささやく。

「今夜は、詩菜を抱くよ。僕とSEXして欲しい」
「――っ」
「……いいよね?」

 夕謡がわずかに腕に力を込める。わたしも彼の腕に手をかけ、ぎゅっと握った。

「うん、夕謡……」

 そうしてわたしたちは、ようやくそれぞれの教室へと向かったのだった。

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