地味に甘い君
第10章 熱々のおでんと告白を飲み込む勇気?!
「――――変な事を言うから!
からかってるんだろ!俺がモテないからってバカにしてるのか?」
俺は手元のお茶を一気に飲み干した!
「///は?バカになんかしてないよ…
僕だって――――…最近この気持ちに気がついたんだから…」
最近――――…気がついたって!!
「///お、俺は――――そう言う事になれてない!友達だってちゃんといたことがない!地味で目立たない!“好き”とか…分からない!」
俺はからかわれている前提で赤羽の“好き”を否定する!
「///僕だって――――…ぶっちゃけ…戸惑ってる!だって…初めてだし…」
――――初めてって///えええ!
「///え――――…赤羽も…じゃぁ童…貞?」
「――――あ、童貞ではないよ?」
「違うのかよ!じゃぁ、俺と一緒とか言うなよ!モテモテ人生が何を血迷った事いってんだよ!」
「///でも、ヤマト君だけなんだ!こんな――――…“可愛いな”とか“側にいたいな”とか思うの!」
///――――ぐぬぬぬぬ~!
初告白が…男なのに!?絶望しかないのに!!
なんでこんなにドキドキして///キュンキュンして///心臓が痛いんだよ!!