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地味に甘い君

第18章 お互いの就活事情


「社長…そんなに一気に話されては…内田君も混乱してしまいます。

まず――――…ゆっくり考えてください。

連絡はいつでも構いませんから。」



――――なんだろう…変な感覚がする…二人の声が…濁って聞こえる…



「――――はい…ちょっと整理して…お返事します。」



俺はロビーを出ていく二人を見送ると…


糸の切れた人形のようにドサッと椅子に座り込んだ…



「――――な…んだったんだ…」



俺はしばらく…ホテルのロビーで方針状態だった…



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