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地味に甘い君

第32章 母に会いに――――…


「なぁ――――…本当に入院費…いいのか?」


それと――――…入院費だが…紗帆さんの知り合いの病院だったらしく…ものすごく安くしてくれた。


個室だったし…落ち着くまで点滴だったし介護も手厚くて…高額医療請求を覚悟していたが――――…実家には頼めない…


焦っていた。



しかし、蓋を開けてみたら――――…



俺でも払える金額で!ビックリした!ちゃんと保険もつかえて――――…


また、赤羽の世話になってしまったのか?コネで――――…俺は…と、落ち込んだが…


「私はヤマト君が気に入ったの!だから!いいの!申し訳ないとか思うなら――――…尚宏を幸せにして!」


と、颯爽と俺たちの前から姿を消した。



逆に…プレッシャーだよ!!


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