地味に甘い君
第42章 【番外編】同棲はじめました!
「まっ、ヤマト君がここを気に入ってくれて良かったよ!」
「///あっ…おぅ…赤羽の職場と俺の職場の間だし――――…駅にも近いし…家賃手ごろだし……良いところだと…思った…から…」
しどろもどろになりながら、荷物を片付けるヤマト君の顔が真っ赤である!
多分――――…“同棲”って事、意識してくれてるんだと思うと…
「///テンション上がるねぇ~」
「は?――――片付け…楽しいのか?変なヤツ…」
――――いや…片付け嫌いじゃないけど…そんなんでテンションは上がりませんよ?
「なぁ~…俺の布団知らないか?見当たらないんだが…」
自分の部屋に荷物を運ぶヤマト君がキョロキョロと部屋を見渡す。