子宮は淫らな精子の女王
第15章 【4月8日午前7時22分】
ほのかと一緒に
ジュナ先生の診察室の扉を開けた
ジュナ先生ともう一人
人影がある
彼女は裸で
幼かった
少しおびえたような目をして
こちらを、ほのかを見る
「ほのかさん、来てくれてありがとう」
誰かが何か言おうとしたのかを察して
ジュナ先生が口を開いた
ほのかに対する適合判定をクリアしてきているから
問題のないようだ
「この子が私の相手ですか?」
ジュナ先生を見やる
「そう
今回のあなたの相手はこの娘
遺伝子レベルで一番拒絶反応を起こさない娘」
「そっか」
ほのがか受け取る
「次の3か月で
私はこの人と赤ちゃんを作ります
今、私のおなかの中に入っている
この子宮で
その子がもし無事に生まれたなら
この、クラブの先輩から授かった子宮を
あなたに引き継ぎます」
ジュナ先生が机の中から書類を出して
ほのかがサインをした
ちらりと見えた単語から
子宮の返還に関する書類だとわかる
ジュナ先生の診察室の扉を開けた
ジュナ先生ともう一人
人影がある
彼女は裸で
幼かった
少しおびえたような目をして
こちらを、ほのかを見る
「ほのかさん、来てくれてありがとう」
誰かが何か言おうとしたのかを察して
ジュナ先生が口を開いた
ほのかに対する適合判定をクリアしてきているから
問題のないようだ
「この子が私の相手ですか?」
ジュナ先生を見やる
「そう
今回のあなたの相手はこの娘
遺伝子レベルで一番拒絶反応を起こさない娘」
「そっか」
ほのがか受け取る
「次の3か月で
私はこの人と赤ちゃんを作ります
今、私のおなかの中に入っている
この子宮で
その子がもし無事に生まれたなら
この、クラブの先輩から授かった子宮を
あなたに引き継ぎます」
ジュナ先生が机の中から書類を出して
ほのかがサインをした
ちらりと見えた単語から
子宮の返還に関する書類だとわかる